今回の記事についても検索意図ガン無視で私の書きたいことだけを書きます。
おかげ様でこのサイトの一記事目も大変な反響をいただき私もとてもうれしいです。
エアリプも複数見かけましたが、ぜひブログのコメントやXのリプもいただけるとさらにうれしいです。
批判も大歓迎なんです。批判さえも私のスキル(血肉)になります。
ブランドエクイティやエンティティの話題となりますと、
- ハウツー
- サイト構造や構成
- 概念
が主になるかと思いますが、今回はほぼ概念(私の妄想)となります。
きっと読者の方にとってはいわゆるハウツーやテクニックの方を知りたいのだと思いますが…
エンティティをgoogleに正しく伝えるやり方なんて界隈に56されるだけなのでひっそり私の胸の内にとどめておきます笑。
ここら辺はSERPsを尋常じゃないぐらい見て研究すればいくつも学べると思います。
では早速私の知識と妄想を披露していきます。
SEOはこれからなぜブランドが大事なのか?
ブランドエクイティやらエンティティというのはそれぞれの意味についてはご自身でググってください。
このあーこSEOサイトをご覧いただいている方はSEOの基礎的知識は十分すぎるぐらいお持ちであろうと思いますので、SEOの○○とは?については省きます。(こういうのを検索意図ガン無視といいます。)
かなりざっくりですが、SEOにおけるブランドとは?というと私の脳内では以下です。

さて本題ですが、SEOはこれからなぜブランドが大事なのか?ですが、個人的な考えとしては
- ドメイン忖度があるから
- よりSEO評価としての差分がなくなっていくから
です。
ドメイン忖度があるから
2025年現在ではドメイン忖度があるのは皆さんよくわかっているかと思います。
今さらあーこスマホ会社がスマホ一語で一位を取ることはできないでしょう。※トップアフィリエイターは除きます。
私がこれからdocomoやau,softbankを抑えて一位になれっこないです。
ドメイン忖度がある、と言ってしまうとちょっと語弊があります。
docomoやauは誰もが知っている大企業ですが、大企業が優遇されているというよりかは、大企業になるまでの経済活動があった(歴史)。その後付けにSEO施策があるので結果として強いドメインとして優遇されているように見えているだけかと。
ただ、SEO関係者が今から「スマホの一語で一位を取るぞ!」という漢SEOerはなかなかいないと思います。
そうであればもっとニッチな分野で一位を取れる○○スマホで一位を目指すはずです。
例が少しわかりにくいので、SEO業者としてのブランドで例えてみます。
- SEO業者さんもすでに大手がある
- これからすぐに大手を抜いてSEO一語で一位を取るのは難しい
- それなら私は○○のSEOが強い
この3の○○のSEOで私が一番なの!これをSEOに関係するブランドだと私は認識します。
勝てる所で圧倒的に勝つ。これからSEOの一語で有名にはなれないけれど、○○のSEO領域なら圧倒的に私が第一想起される状態をいわゆるブランドである、と考えます。
クライアント企業であればその事業の○○で、ブロガーさんであればどの分野で圧倒的な一位を取れるのか?私だけのブランドとして多くの人に想起されるか?がいわゆるSEOに関係するブランドであるというのが私の認識です。
でもこれってずっと前からそうですよね…
kw選定なり、言及や指名検索数を増やすのってすべてこの内容に地続きだったのだから、本質的には昔からやることは変わらないと思っています。
ただし、SEOの評価比重だったり時流みたいなのはSEOerとして気にしたい所です。
SEO評価としての差分がなくなるから
SEOの評価についてはたくさんの評価項目がありますが、特にコンテンツに関してはAIの台頭により、「より差がなくなる」であろうと考えます。
コンテンツの差分が少なくなれば、評価材料が少なくなるのでSEOの差分ももっと少なくなります。
すると事業者として大事になってくるのは消去法ではないですがより「ブランド」になってくるのではないでしょうか。
AIをちょっと意識
私にはLLMO対策というのはこれからどうなるのかなんてわかりません。
ただこれから生き残る小規模事業者あるいは個人サイトとなると、
- 私だからこそいい
- ○○なら一番にこのブランド(会社)を思い浮かべてしまう
の争いというか世界線になっていくのではないかと推測します。
この内容を音楽に例えてみます。
お若い方だともうわからないかもしれませんが、当時これを観た私は、
- かわいいな、女の子ってこんな気持ちなんだろうな
- ややパンツ出して歌ってるな
- 48人もいるのか…みんな同じに見えるな
という印象でした。音楽は主観なのでただの私の感想です。
私がピアノに打ち込んできたので、楽曲的に心打たれないと気に入らないのでしょう。AKBファンの方いたら申し訳ないです。
ただのSEOに対するたとえなのでご容赦くださいませ。
しかしですね、かわいいんですけど、どうしてもどうしても記憶に残りづらい…朝には忘れがちです。
では、現代の音楽は?というと…
Adoちゃん、なとりさん、Vaundy君
最近のヒット曲というのは歌い手さんも多いですね。AKBと対照的です。
顔もわからない歌い手さんが多いですし、けれど、熱狂的なファンがすぐにSERPs上でも有名になります。
つまり、熱狂的な「大衆が」SERPsを一変させてしまいます。この現象は
- あなただからいい(ダイレクト)
- 楽曲や歌詞について本質的に良い(指名検索)
- 本質的に良いから心に突き刺さり記憶に残る(ブクマや再訪問)
こういった現象が検索エンジン上でもSNS上でも巻き起こる、つまり○○ならこれと第一想起です。
なとりさんの代表曲はoverdoseですが、overdose一語であればSERPsでは厚労省サイトであったり辞書サイトが一位ではないでしょうか。
でもoverdoseで大衆がブランドを確立したのでSERpsでも堂々の一位をキープしています。
こういった有名になる流れ(動線)を考えるのもブランドを確立する一つの方法になりそうですよね。
ブランド施策を実施する順番もこれから見られるのではないかという大妄想
どうしてブランド施策の順番も見るようになると思うのか?
まず、なぜエンティティやブランドエクイティなどの「施策の順番」をこれから見られるようになると思うように至ったか?ですが、
もう二年前ぐらいですが、とある朝家族でZIP!を見ていました。
- 横浜中華街の美味しい唐揚げ店を特集をしていた
- 子どもたちが「ここ行きたい!」と言った
- 同時に指名検索のリアルを調べられる!と思った。
(もはや私ともなると、美味しいごはん!嬉しい!というよりも指名検索のリアルが見れる!という指名検索のリアルに嬉々とするつくづく変態erだなあと思います。)
早速子ども達とお目当ての横浜中華街のから揚げ店に行きました。どんな事実がわかったでしょうか。
- ZIP!で放映されたので指名検索数が膨大。SERPsでも横浜中華街+唐揚げで圧倒的一位
- お目当てのから揚げ店に行ったが誰も並んでいない(正直美味しくなかった…)
- すぐ近くの別のお店のから揚げ店のほうが行列ができていた
というリアル調査ができました。(そうはいってもn=1ではありますが…)
もちろんこの調査結果についても、実際のタイムラグがあったり、テレビで取り上げられて指名検索数が急増したので一位になってしまった。
どちらが真実なのかはわかりにくいですが、googleはリアルとSERPsの一位との差異は埋めてくるのではないかと。
今でさえ美味しいお店はInstagramやTikTokで検索するユーザーが増加しています。
他社プラットフォームにユーザーを取られ続けるのは、googleにとっては死活問題ですよね。
そうであれば、よりリアルとの差異を埋めようとするのではと考えることができます。
AlphaEvolveの発表
Introducing AlphaEvolve: a Gemini-powered coding agent for algorithm discovery.
It’s able to:
🔘 Design faster matrix multiplication algorithms
🔘 Find new solutions to open math problems
🔘 Make data centers, chip design and AI training more efficient across @Google. 🧵 pic.twitter.com/y5QQNpKm0L— Google DeepMind (@GoogleDeepMind) May 14, 2025
直近でgoogleからとても大きな発表がありました。もう人間がAI様にひれ伏す世界は免れません。
これは何を言っているのかというと、アルゴリズムを探すアルゴリズムをAI自身が発見し、AI自身で育成していけるというもの。
つまり、DevinとCognitionの両輪で進化できるようになったという正式な発表です。
もっと嚙み砕いていえば、人力をはるかに凌駕する圧倒的な計算能力でAIが何かを発見し、AIを自ら教育・進化していけるという意味です。
(私の解釈であっていますか…?私はド文系ですから理系優秀マンer様間違っていたらご指摘ください)
そしてこのフェーズに入っていくと、科学的論文は人間が書くよりもっと素早く完成してしまうし、googleのアルゴリズムも今までボトルネックであったであろう箇所をかんたんに見つけ正しいアルゴリズムを確定していけるのではないかということですね。
指名検索のから揚げ店がどうのなんてのはかんたんにこれから軌道修正していけそうですよね。
私が考えるブランドの未来予測
SEOerというのはどうしてもサイトありきて施策を考えがちではないでしょうか。
しかしながら、よりSEOとしての差分がなくなっていくとしたら、SEO施策が先行したブランド作りというのはかなり不自然だしこの辺りもgoogleは見ることができるようになるのではないかと妄想中です。
ようするに、サイト運営者やSEOerというのは「サイトを軸に」施策を考えがちです。
では実態経済としてはどうでしょうか?
今はどんなに大きな企業だったとしても、最初は小さい会社からはじまったケースが多いと思います。
個人事業主のような小さな会社からはじめて真っ先にSEO施策を行うでしょうか?おそらく違うと思います。
小さい事業をはじめたらオフラインの行動ありきではないのか?と私は考えます。
この、エンティティやらブランドエクイティ施策も、いつかは施策の「順番」もGoogleは見るようになるのではと妄想しております。
施策の順番を見てはじめからペナルティを課してこなくても、例えば新サービスも出していないのにいきなり口コミが急増し過ぎて不自然である,経済活動が大して増えてもいないのにいきなり被リンクだけが急増している…等
サイトを軸とした施策ばかりを増やすとソフトペナルティぐらいは受ける可能性がありそうです。
ということで、これを検証したくて今度新規事業を立ち上げます。
もはや検証がしたいのか、新規事業をやりたいのか自分でもわからなくなってます。
何となく検証するタイミングが早い気もしますし。
でもこれからも検証好きSEOer,意義を生み出せる事業をやる!と我が道を行きたいと思います。
本記事についてはより妄想が加速してますので、こいつまた何か言ってんなーぐらいに留めていただければと思います。